【巻頭言】
■ 全国の経済・景気
回復基調にあった全国の経済・景気は、今次大
震災の影響で一変した。5月の「月例経済報告」(内
閣府)は、個人消費と輸出が弱含み、設備投資と住
宅投資の下降傾向、失業率の高止まりなどから“弱
い動き”となっているとした。「GDP」(内閣府)
の11年1-3月期の速報値も、大震災の影響で消費
や投資が落込み、前期比△0.9%(年率換算△3.7%)
と2期連続のマイナス成長となった。以上の報告は
実感とかなりかけ離れているようだが、対象時期
が1-3月と“3.11大震災”の影響が20日程度であ
ることによる。
先行きについては、電力供給の制約、供給体制
の遅れ、原子力災害や原油価格上昇等の下振れリ
スクがあるものの、生産活動の回復に伴う持ち直
しが期待され、少なくとも秋期には“回復基調”
に入るとする向きが多い。これも実感からかけ離
れている感があるが、以上の判断はマイナス分野
とプラス分野とのマクロ的な平均によるためである。
■ いわきの経済・景気
“持ち直し”基調にあったいわきの経済・景気は、
1-3月期における“3.11大震災”の影響がわずか
20日間程度であるにもかかわらず、全国と比べて
悪影響が顕著となっている。とくに消費は大型小
売店等販売額、自動車新規登録台数とも1-3月期と
しては調査開始以来の最低水準、また建築確認申
請受付件数、公共工事とも3.11でストップし、と
くに建設関係の打撃は大きい。生産面でも3月の大
口電力使用量が極端に落ち込み生産活動は停滞し
ている。その他、小名浜港海上出入貨物、高速道
路出入交通量、入湯税調定人員も軒並み極端に減
少し、倒産件数が増加している。
今後は、個々の分野での回復努力次第であるが、
“4重苦”の影響が本格的に表れてくることが予
想されることもあり、先行きの見通しは暗い。
■経済・景気四方山話:
こういう時の“ものの見方”と「いわき型復
興地域づくり機構」の設立提
言
災害以降のメディアでは政府
のほか、数多くの学者・専門家
の分析・見方が百家争鳴となっ
ている。そこでこれらの見方の
整理方法を示したい。
その第一は時間軸と空間軸を
明確にした上で議論すべきであ
るということだ。災害対策には、
今次大災害で、全国は ” 弱含み”
いわきの景気は “急激に悪化” !
“経済・景気四方山話” :
こういう時の“ものの見方” と 「いわき型
復興地域づくり機構」の設立提言
大 川 信 行
東日本国際大学 経済情報学部 教授
今次大災害で、全国は“弱含み” 、いわきの景気は“急激に悪化” !
“経済・景気四方山話” :こういう時の“ものの見方”と
「いわき型復興地域づくり機構」の設立提言………1
Ⅰ いわき市の経済の動き
1 概況(平成23年第 四半期(1〜3月) の状況 ………3
2 主要経済データ ………5
Ⅱ いわき市の景気の動き
(平成23年度第 四半期(1〜3月)の状況)
1 C I(コンポジット・インデックス)………9
今、いわきは、大地震・巨大津波・原子力事故及び風評被害の4重苦にある。このような折、景気調査どころでは無い、 意味が無い、どうせ悪いに決まっている、などの声が聞こえ そうだ。だがこれは違う。それでは羅針盤無しで航海するよ うなもの。この経済・景気調査は客観情報をもたらし、各般 における今後の設計に資せんとするものである。
いわき未来づくりセンター
いわき市の経済・景気の動き
トレイル 第33号 平成23年6月15日発行
境遇、行政、企業、個人生活等のどの立場で考え、
物を言うのかという横の空間軸がある。議論はこ
の縦横のどこに拠って議論するかを明確にしなけ
れば混乱する。避難生活をしている人々と救助か
ら復旧、さらには今後のまちづくりを考える人々
との議論は全く違うはずだが、これを混合した議
論が見られる。
もう一つは、意見・提案の利点と欠点をしっか
り比較することだ。多くの論者は利点しか言わない。
とくにテレビではその傾向が強い。良い意見であ
っても実現性のない理想論の場合もある。こうし
た場合は、まずは正論で整理し、ついで利欠点を
費用対効果、プライオリティ等で整理しながら結
論を出すことだ。一つの例は国と東京電力(以下、
東電)のどちらが福島第一原発の事故に対する補
償をするのか、という問題である。政府は原子力
賠償法にいう“異常に巨大な天災地変”としてい
ないため
*、正論では東電の負担を主軸とし民間
企業として極限まで社会的責任の履行に努めるべ
きである。従って補償の原資は東電の経営合理化
によるコスト削減、資産売却等となり、東電だけ
で負担できない場合は、国民負担(復興国債、そ
の資金源としての復興連帯税、消費税等増税)や
利用者負担(電力料金引上げ)で賄うのが筋だ。
だが以上の議論の中で株式、電力債等債権や金
融債権の問題が抜けている。債権は有限責任だか
ら評価下落リスクは株主や債券購入者にあり、国
が東電を救うのは理論的には筋違いである。同様
に金融債権は金融機関の与信判断結果であるから
金融債権を保護するのもおかしい。公共性を理由
に金融機関の債権カットや国民負担に依存するの
は最後の最後の選択である。以上のような正論を
違えるスキームを採用する場合は立法で対処すべ
きである。
*“異常に巨大な天災地変”とすれば国が責任を負うので、 ここで記述するような論理展開にはならない。
復興資金財源についての個人見解は次の通りで
ある。まず復興国債は少子高齢化時代ではツケの
先送り、財政規律の緩みとなるので避けるべきだ。
消費税は景気後退を招くとする議論もあるが減
退期間は短期に終わるので使途を復興に限定した
導入は問題ない(ただし逆進性、中立性、累進性
等の配慮が必要)。逆に所得税は成長力を引下げ
るなど影響が長期化するため避けるべきと考える。
もう一つの電力料金は東電を救うだけという意
見があるが、電力は価格弾力性が低く、価格を通
いずれにしても適正なプライオリティと最適な
ポリシイミックス(政策の組合せ)が必要である。
さていわきの復興であるが、これにあたっての
筆者の考え方は、①地域で異なるニーズを受け止
めた地域主導の地域づくり、②限られた資源を効
率的に配分し努力に応じた分配を達成する市場メ
カニズム機能の導入、③PPPの導入(とくに最近
導入されたコンセッション方式PFIがよい)、④広
域いわきの非効率な施設・居住配置を是正するコ
ンパクトシティ化、⑤復興特区への対応などである。
これらの考え方については、これまでも本誌でそ
の導入を主張してきたが、“4重苦”下にあるい
わきの復興にあたっては、より迅速に、戦略的・
重点的に実行に移す必要がある。このため下図の
ように産学官民のほか経済団体、金融団等のセク
ターも巻き込んだ機構(インターメディアリ)を
設立するのはどうであろうか。この機構を通じて
各セクターの諸機能(ノウハウ、情報、資金、人
材等)を結集して効率的な復興を推進するのである。
業務を例示すれば、①非常時に分散しがちな情
報や命令指令系統の一元化、②支援スキームの紹介・
申請支援、③支援金の受皿・配布、④緊急雇用の
紹介等を基本に、⑤各種計画の策定(“低エネ地
域づくり”、雇用創出、民活事業化、復興等)を
行う。中でも強調したい“低エネ地域づくり”は、
産学官民のアイディアで節電地区・施設の設定さ
れるまちづくりである。ただ屋上屋となったり、
単独の方が機能しやすいセクターにあっては、情
報の一元化に協力するのにとど止め、執行は別に
すればよい。なお⑤は通常は行政だが、ニーズを
的確に把握するため機構を経由した方が良い。
最後に以上の実行にあたっては選択と集中とコ
ストパフォーマンス(費用対効果)を基本に、プ
ライオリティ化、ステージプラン(段階計画)化
等を積極的に取り込むべきであることを強調して
・情報の集約化
・支援スキームの申請支援
・低エネルギー化計画の策定
・振興計画の策定
・ニーズの把握
・緊急雇用の斡旋・創出
・民活事業の創出
・復興特区の具体化
【主要業務:例示】
いわき
商議所
行 政 N P O 企 業
いわき
金融団
業 界
諸団体
高等教
育機関
いわき復興
地域づくり機構
資金、人材 情報、人材 CSR
いわき市の経済の動き
1 概 況(平成23年第 四半期(1〜3月)の状況)
(1)需要動向
【個人消費】 ○ 第 四半期(1〜3月)の大型小売店等販売額は約145億円(前年同期比11.0%の減
少)となり、3四半期ぶりに前年の水準を下回った。
○ 自動車新規登録台数は3,991台(前年同期比38.2%の減少)となり、2四半期連続で前
年の水準を下回った。
【建設需要】 ○ 新設住宅着工戸数は384戸(前年同期比21.3%の減少)となり、2四半期ぶりに前年の
水準を下回った。
概況及びCI、DIにつきましては、欠落指標を除いて説明あるいは算出しております点をご留意
ください。
大型小売店等販売額(四半期統計)
H20 H21 H22 H23
14,000 15,000 19,000 18,000 17,000 16,000 20,000 百万円
新設住宅着工戸数(四半期統計)
H20 H21
300 400 500 600 戸
H22 H23
(2)企業動向
【生産活動】 ○ 第 四半期(1〜3月)の大口電力使用量は、前年同期比12.3%の減少となり、5四半
期ぶりに前年の水準を下回った。
(3)雇用情勢
【雇 用】 ○ 第 四半期(1〜3月)の雇用保険受給者実人員は5,376人(前年同期比32.7%の減少
(=改善))となり、4四半期連続で前年の水準を下回った (改善した)。
○ 3月の新規求人倍率は0.92倍(前年同月より0.19ポイントの上昇) となり、14ヵ月連続
で前年の水準を上回った。
○ 3月の有効求人倍率は0.63倍 (前年同月より0.20ポイントの上昇) となり、11ヵ月連続
で前年の水準を上回った。
【企業活動】 ○ 負債1千万円以上の企業倒産件数は11件となり、3四半期連続で前年の水準を上回っ
た。
○ 手形交換高は約353億円(前年同期比8.7%の減少)となり、平成20年第
12四半期連続で前年の水準を下回った。
大口電力使用量(四半期統計)
H20 H21 H22 H23
240,000 280,000 320,000 360,000 400,000 千KWH
新規求人倍率・有効求人倍率(月次統計)
H20 H21 H22 H23
新規求人倍率 有効求人倍率
0.20 0.60 0.40 1.40 1.20 1.00 0.80 倍
75,848 75,706 75,754 69,504 68,605
16,979 17,495 17,584 16,295 16,592 17,658 18,060 14,505
5,490 5,946 5,542 5,811 6,287 5,397 5,528 5,258 6,798 5,595 4,951 5,748 5,385 5,663 5,543 5,895 6,281 5,482 5,776 5,285 6,999 5,695 5,075 3,735
2.2 -0.2 0.1 -8.3 -1.3
-6.6 -8.8 -10.8 -6.6 -2.3 0.9 2.7 -11.0
-7.6 -3.5 -8.8 -9.9 -8.1 -8.5 -9.6 -11.6 -11.2 -7.2 -5.6 -6.9 -1.9 -4.8 0.0 1.4 -0.1 1.6 4.5 0.5 3.0 1.8 2.5 -35.0
23,315 20,970 20,645 19,189 20,609
3,903 4,865 5,138 6,455 4,815 5,712 3,627 3,991
1,187 1,198 1,518 1,670 1,286 1,909 1,755 1,943 1,440 1,746 2,026 2,683 1,514 1,483 1,818 1,924 1,854 1,934 1,329 1,231 1,067 1,369 1,601 1,021
2,227 1,939 1,838 1,694 1,712
432 443 395 488 332 392 500 384
159 146 127 120 170 153 123 104 168 157 167 164 65 134 133 147 130 115 197 149 154 117 134 133 -1.8
-10.1 -1.5 -7.1 7.4
-15.7 -0.9 20.7 22.2 23.4 17.4 -29.4 -38.2
-23.9 -14.0 -9.6 -5.5 5.8 -0.8 9.2 35.1 18.8 19.2 18.8 27.0 27.5 23.8 19.8 15.2 44.2 1.3 -24.3 -36.6 -25.9 -21.6 -21.0 -61.9
4.0 -12.9 -5.2 -7.8 1.1
-27.6 -4.5 4.5 15.1 -23.1 -11.5 26.6 -21.3
3.9 -36.5 -40.7 -39.4 95.4 -14.5 -30.9 -8.8 95.3 11.3 -0.6 42.6 -59.1 -8.2 4.7 22.5 -23.5 -24.8 60.2 43.3 -8.3 -25.5 -19.8 -18.9
1,773 1,476 1,416 1,218 1,211
303 316 324 280 273 325 333 215
103 91 109 120 102 94 104 109 111 95 92 93 90 84 99 112 107 106 95 116 122 78 92 45
3.4 -16.8 -4.1 -14.0 -0.6
-15.6 -12.0 -2.4 1.8 -9.9 2.8 2.8 -23.2
10.8 -29.5 -20.4 -17.2 0.0 -16.1 -8.0 6.9 -5.1 1.1 10.8 -5.1 -12.6 -7.7 -9.2 -6.7 4.9 12.8 -8.7 6.4 9.9 -17.9 0.0 -51.6
23,152 19,564 18,005 17,959 12,637
2,108 10,569 2,133 3,729 1,656 4,908 2,344 1,636
369 214 1,525 2,724 940 6,905 720 676 737 1,039 360 2,329 271 333 1,052 1,230 1,854 1,824 912 653 779 517 356 763
-7.9 -15.5 -8.0 -0.3 -29.6
-37.3 91.9 -47.8 18.4 -21.4 -53.6 9.9 -56.1
41.0 -84.7 -10.2 50.5 54.7 123.4 -74.2 17.7 2.3 68.6 -21.7 12.4 -26.6 55.7 -31.0 -54.8 97.2 -73.6 26.7 -3.4 5.7 -50.3 -1.1 -67.2
14,791 15,955 18,347 14,745 14,853
3,225 3,807 3,742 3,361 3,194 4,380 3,918 -
889 1,140 1,196 1,440 1,181 1,185 1,140 1,174 1,428 1,102 1,248 1,011 944 979 1,271 1,533 1,625 1,223 1,267 1,309 1,343 1,448 - -
-7.7 7.9 15.0 -19.6 0.7
-26.5 -22.8 -15.8 -15.4 -0.9 15.1 4.7 -
-23.9 -28.1 -26.7 -17.7 -26.4 -24.7 -17.2 -15.8 -14.6 -16.0 -6.8 -23.4 6.3 -14.1 6.2 6.5 37.5 3.1 11.1 11.4 -6.0 31.4 - - 1,369,424
1,417,721 1,472,811 1,120,337 1,245,243
270,697 289,979 311,127 293,784 318,713 315,281 317,465 257,782
88,649 89,357 92,691 100,311 91,406 98,262 103,399 104,744 102,984 101,735 92,502 99,547 109,845 105,437 103,431 109,247 99,708 106,326 105,257 105,879 106,329 107,349 101,098 49,335
10.9 3.5 3.9 -23.9 11.1
-29.2 -23.9 -6.5 18.2 17.7 8.7 2.0 -12.3
-33.8 -27.2 -26.2 -26.3 -23.0 -22.3 -11.8 -2.6 -4.8 7.7 16.9 33.0 23.9 18.0 11.6 8.9 9.1 8.2 1.8 1.1 3.2 5.5 9.3 -50.4
256,785 341,360 447,728 227,031 317,415
36,631 69,168 54,354 70,707 79,676 75,341 91,691 72,983
10,185 8,637 17,809 21,012 19,240 28,916 15,910 16,089 22,355 18,306 25,622 26,779 22,227 29,096 28,353 24,558 25,386 25,397 21,521 34,811 35,359 43,846 22,352 6,785
31.3 32.9 31.2 -49.3 39.8
-73.6 -50.6 -32.0 5.7 117.5 8.9 68.7 3.2
-75.3 -83.1 -61.7 -52.1 -64.3 -31.3 -45.3 -39.1 -8.4 -32.3 -3.6 101.8 118.2 236.9 59.2 16.9 31.9 -12.2 35.3 116.4 58.2 139.5 -12.8 -74.7
3,682 3,858 3,353 1,969 2,999
820 252 644 159 1,401 449 990 294
53 211 557 90 129 33 74 525 45 40 53 67 82 358 962 194 174 81 161 750 78 54 99 140
24,590 21,590 26,270 34,021 22,709
7,555 6,528 7,400 6,894 5,650 4,905 5,261 4,275
2,282 2,305 2,969 2,502 2,108 1,918 1,838 2,445 3,117 1,348 1,869 3,677 1,745 1,606 2,298 1,395 1,653 1,856 1,300 1,985 1,976 1,172 1,535 1,567 2.9 4.8 -13.1 -41.3 52.3
-41.5 -49.7 -45.5 -36.8 70.8 78.3 53.6 84.4
-27.5 -16.4 -48.3 -65.0 -35.9 -23.8 -21.3 -48.8 -27.9 -67.6 -21.9 7.0 54.4 69.6 72.7 117.2 34.2 144.9 118.2 42.8 72.6 36.8 87.1 110.2
-6.1 -12.2 21.7 29.5 -33.2
50.0 7.7 -27.0 -45.0 -25.2 -24.9 -28.9 -38.0
44.3 39.5 64.7 6.9 46.2 -15.7 -25.1 15.9 -44.0 -61.4 -51.3 -29.4 -23.5 -30.3 -22.6 -44.2 -21.6 -3.2 -29.3 -18.8 -36.6 -13.1 -17.8 -57.4
1,048 1,107 1,089 1,310 734
503 172 352 185 281 60 209 348
76 225 202 7 39 125 219 84 49 17 35 133 127 141 12 49 4 7 1 194 14 7 34 307
132.9 5.6 -1.6 20.2 -43.9
327.8 0.4 -22.3 -34.7 -44.2 -65.0 -40.7 88.3
20.3 321.5 18,114.6 -89.8 - 26.9 27.6 35.2 -77.6 - -79.7 19.7 68.2 -37.5 -93.9 567.1 -89.9 -94.4 -99.5 130.5 -71.7 -60.1 -2.9 131.5
226,099 215,287 200,593 172,567 150,870
46,252 40,969 35,697 38,670 41,416 37,600 33,184 35,320
15,864 12,243 18,145 14,376 13,747 12,847 9,957 13,746 11,993 11,725 11,368 15,577 14,378 13,603 13,434 10,817 15,601 11,182 8,878 12,744 11,562 12,835 11,869 10,616
-2.1 -4.8 -6.8 -14.0 -12.6
-12.4 -17.9 -20.1 -22.1 -10.5 -8.2 -7.0 -8.7
-7.1 -20.4 -10.9 -19.3 6.6 -33.0 -32.9 25.0 -36.4 -22.1 -21.2 -22.8 -9.4 11.1 -26.0 -24.8 13.5 -13.0 -10.8 -7.3 -3.6 9.5 4.4 -31.8
158.1 84.0 32.0 866.4 91.8
1.9 0.0 859.9 2.5 0.0 85.9 3.4 85.4
0.0 1.5 0.4 0.0 0.0 0.0 0.0 859.9 0.0 2.5 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 76.2 9.7 0.0 3.3 0.0 0.2 68.7 10.0 6.7
269.2 -46.9 -62.0 2,610.1 -89.4
-60.1 -100.0 41,846.8 -45.9 -100.0 - -99.6 3,314.4
-100.0 -59.3 -34.4 - -100.0 - - 124,525 -100.0 - -100.0 - 0.0 0.0 0.0 - - - - -100.0 - 2,646.4 - -
20 21 31 11 14
4 1 2 3 1 4 6 11
2 1 1 0 0 1 1 0 1 1 1 1 0 1 0 3 1 0 3 2 1 5 1 5
5.3 5.0 47.6 -64.5 27.3
33.3 -90.0 -80.0 -25.0 -75.0 300.0 200.0 266.7
100.0 - -50.0 -100.0 -100.0 -66.7 -50.0 -100.0 -80.0 - -50.0 -50.0 -100.0 0.0 -100.0 - - -100.0 200.0 - 0.0 400.0 0.0 400.0
5,797 10,441 16,592 4,958 7,398
1,216 180 201 2,704 72 3,564 1,058 3,715
656 500 60 0 0 180 181 0 20 284 2,200 220 0 72 0 3,424 140 0 634 360 64 3,266 50 399
1.24 1.24 0.94 0.73 0.87
- - - - - - - -
0.58 0.72 0.74 0.79 0.73 0.75 0.72 0.86 0.96 0.61 0.67 0.73 0.63 0.74 0.83 0.89 0.81 0.91 0.90 0.95 1.22 0.87 1.01 0.92 -84.1
80.1 58.9 -70.1 49.2
189.5 -98.3 -91.6 -19.5 -94.1 1,880.0 426.4 37.4
3,180.0 - -85.0 -100.0 -100.0 -97.6 -60.4 -100.0 -98.7 - 1,718.2 -93.2 -100.0 -85.6 -100.0 - - -100.0 250.3 - 220.0 1,050.0 -97.7 81.4
-0.06 0.00 -0.30 -0.21 0.14
- - - - - - - -
-0.38 -0.35 -0.37 -0.41 -0.39 -0.21 -0.39 -0.14 -0.02 -0.02 0.04 0.07 0.05 0.02 0.09 0.10 0.08 0.16 0.18 0.09 0.26 0.26 0.34 0.19
0.89 0.89 0.69 0.40 0.53
- - - - - - - -
0.41 0.37 0.38 0.39 0.38 0.39 0.39 0.41 0.42 0.41 0.41 0.43 0.41 0.42 0.44 0.48 0.49 0.53 0.55 0.58 0.62 0.63 0.67 0.63
-0.02 0.00 -0.20 -0.29 0.13
- - - - - - - -
-0.41 -0.41 -0.39 -0.38 -0.37 -0.33 -0.36 -0.30 -0.26 -0.20 -0.12 -0.04 0.00 0.05 0.06 0.09 0.11 0.14 0.16 0.17 0.20 0.22 0.26 0.20
21,920 20,914 20,887 38,365 27,312
10,179 11,414 9,696 7,983 6,870 6,544 5,915 5,376
3,223 3,149 3,807 3,983 3,765 3,666 3,511 3,167 3,018 2,799 2,630 2,554 2,390 2,111 2,369 2,275 2,188 2,081 2,006 1,975 1,934 1,901 1,793 1,682
-5.4 -4.6 -0.1 83.7 -28.8
103.6 107.9 72.3 12.8 -32.5 -42.7 -39.0 -32.7
109.3 90.2 111.0 116.6 105.1 101.9 87.8 69.1 60.3 37.3 14.6 -6.9 -25.8 -33.0 -37.8 -42.9 -41.9 -43.2 -42.9 -37.6 -35.9 -32.1 -31.8 -34.1
7,657 7,775 7,608 8,026 8,343
1,996 2,274 2,000 1,897 1,999 2,328 2,120 1,612
641 725 629 696 858 720 673 669 658 639 553 705 640 724 635 732 893 703 723 700 696 641 594 377
3.4 1.5 -2.2 5.5 4.0
8.9 10.6 4.5 8.1 0.1 2.4 6.0 -15.0
5.8 11.6 9.0 8.8 8.9 14.5 4.4 4.0 5.2 9.0 4.9 9.7 -0.2 -0.2 0.9 5.2 4.1 -2.3 7.5 4.6 5.7 0.4 7.3 -46.5 819,699
866,277 789,850 757,737 745,323
147,169 184,288 205,247 232,818 134,242 188,587 189,676 177,270
47,030 55,300 44,839 46,982 68,503 68,803 80,514 61,336 63,397 79,678 90,336 62,804 49,969 43,513 40,760 49,648 57,955 80,984 69,912 50,675 69,089 51,598 113,610 12,062
6.8 5.7 -8.8 -4.1 -1.6
-4.4 -3.1 -10.1 5.3 -8.8 2.3 -7.6 -23.9
-11.4 -1.5 0.4 -24.9 5.2 9.9 -18.3 18.1 -18.4 -15.7 85.6 -19.3 6.2 -21.3 -9.1 5.7 -15.4 17.7 -13.2 -17.4 9.0 -35.2 25.8 -80.8
- - - - -
- - - - - - - -
- - -90.9 - - -84.4 - - -50.0 - - -14.3 - - 3.2 - - 17.1 - - 0.0 - - -
- - - - -
- - - - - - - -
- - -55.6 - - -44.5 - - -50.0 - - -62.5 - - -77.8 - - -63.6 - - -54.5 - - -
- - - - -
- - - - - - - -
- - -42.9 - - -46.6 - - -66.6 - - -33.4 - - -35.8 - - -38.5 - - 7.7 - - -
- - - - -
- - - - - - - -
- - -33.3 - - -71.4 - - -37.5 - - -12.5 - - -55.6 - - -62.5 - - -63.6 - - -
- - - - -
- - - - - - - -
- - -50.0 - - -50.0 - - -62.5 - - -55.6 - - -42.9 - - 0.0 - - -57.1 - - -
- - - - -
- - - - - - - -
- - -64.9 - - -66.2 - - -53.8 - - -29.4 - - -27.1 - - -14.3 - - -22.6 - - -
いわき市の景気の動き(景気動向指数)
1 C I(コンポジット・インデックス)
【先行指数】3月は104.7ポイントで、4ヵ月ぶりに下降に転じた。
寄与度がプラスの指標は新設住宅着工戸数(2ヵ月連続)等の2指標、マイナスの指標は、
鉱工業在庫率指数ヵ月(4ヵ月ぶり)、自動車新規登録台数(4ヵ月ぶり)、建築確認申請
受付件数(2ヵ月ぶり)等の5指標であった。
【一致指数】3月は106.0ポイントで、7ヵ月ぶりに下降に転じた。
寄与度がプラスの指標はなく、大口電力使用量(5ヵ月ぶり)、小名浜港輸入通関実績(2
ヵ月連続)、高速道路出入交通量(2ヵ月ぶり)、鉱工業出荷指数(2ヵ月ぶり)等7指標
の寄与度はすべてマイナスであった。
【遅行指数】3月は76.9ポイントで、2ヵ月ぶりに下降に転じた。
寄与度がプラスの指標は、雇用保険受給者実人員(2ヵ月連続)等の2指標、マイナスの
指標は、入湯税調定人員(2ヵ月ぶり)、手形交換高(2ヵ月連続)、信用保証承諾額(2
ヵ月連続)等の5指標であった。
※CIの変化の大きさは景気の勢い(テンポ)を示す。
(1) 概 要
3月のCIは、先行指数が104.7,一致指数が106.0、遅行指数が76.9となった。
(2) 指数別の動向 (指数は平成17年の水準を100とする)
(3) 指数の推移及び寄与度の内訳 (CIの上昇・下降がどの指標により引き起こされたか) (平成17年=100)
(平成23年第 四半期(1〜3月)の状況)
-4.2 3.1 -2.0 -2.9 0.4 1.1 0.1 0.2 117.5 -4.3
-3.2 -0.9 2.4 -1.5 -1.1 -0.6 0.1 0.3 113.0 -4.5
2.9 -0.9 0.3 1.9 -0.8 2.4 -3.2 0.4 116.0 3.0
1.8 -1.3 -2.5 3.5 -2.1 1.5 0.2 0.5 117.8 1.8
0.2 0.5 1.4 2.0 0.5 2.0 0.2 0.3 124.9 7.1
-5.0 1.0 -5.0 -5.5 -2.6 -3.0 - 0.0 104.7 -20.2 2.3
-3.4 -0.1 -3.4 0.3 0.4 0.1 0.1 95.1 -3.6
0.2 3.5 0.4 3.5 -0.6 -0.2 0.1 0.2 102.2 7.1
-0.1 0.6 0.8 3.5 2.4 1.0 1.0 0.1 111.5 9.3
0.7 -1.0 -0.5 -1.1 0.5 1.0 0.8 0.5 106.3 0.9
-1.0 0.3 0.7 0.4 -0.3 1.1 -0.5 0.6 107.6 1.3
0.7 0.2 0.8 -0.1 -1.1 0.2 0.3 0.9 109.5 1.9
-0.3 0.6 0.4 1.2 1.9 0.9 -0.9 1.0 114.3 4.8
0.2 0.4 1.1 0.8 - -1.7 1.2 2.1 118.3 4.0
-1.9 -2.0 -1.9 -2.0 - -2.0 -2.0 -0.6 106.0 -12.3 1.1
1.5 -1.6 -1.6 0.2 -0.3 -0.6 0.5 97.3 -0.8
-0.6 0.4 1.6 1.6 -0.2 0.6 0.7 0.9 102.2 4.9
1.2 -1.1 -0.3 0.1 1.5 -0.3 -0.1 0.4 103.7 1.4
1.4 -1.8 -2.1 0.8 -0.3 -3.8 0.1 85.3 -5.7
3.0 -3.7 0.9 0.4 1.3 -0.1 0.3 87.4 2.1
-3.2 2.8 -1.4 -0.5 -1.6 1.2 0.3 85.0 -2.4
-2.6 -1.4 1.8 -0.4 1.8 -3.6 0.4 81.0 -3.9
-1.7 1.5 -0.4 1.2 -0.4 3.5 0.2 85.0 4.0
-0.5 -0.1 -2.9 2.2 -3.4 -3.4 0.0 76.9 -8.1 3.3
3.3 0.4 3.1 0.5 2.1 0.1 84.9 12.7
-1.2 0.9 -0.5 3.6 0.7 -3.1 0.2 85.5 0.6
-3.7 -2.0 0.7 0.3 -1.8 2.0 0.1 81.2 -4.3
0.4 0.6 0.9 1.5 -4.1 0.0 0.1 0.2 111.1 -0.3
4.0 0.0 2.2 -1.6 1.3 -0.4 0.1 0.2 117.1 6.0
-4.2 -1.6 -0.7 4.0 1.3 1.2 4.3 0.3 121.8 4.7
0.4 0.1 0.5 -0.2 0.9 -0.1 1.0 0.9 107.1 3.5
-0.4 0.3 0.1 0.0 1.0 0.2 -0.5 0.2 107.8 0.7
0.4 0.1 -1.2 0.0 -1.8 -0.1 -0.3 0.3 105.4 -2.4
-2.9 1.8 -1.6 2.5 -0.3 -0.2 0.1 80.6 -0.6
2.1 -2.9 1.8 1.7 3.1 -0.1 0.2 86.5 5.9
-3.8 3.8 1.5 1.3 -2.3 3.7 0.2 91.0 4.5
130
120
110
100
90
80
70
60
130
120
110
100
90
80
70
60
120
110
100
90
80
70
60
50
19 年 20 年 21 年 22 年 23 年
19 年 20 年 21 年 22 年 23 年
19 20 21 22 23
(4) CI の推移
(平成17年=100)
(平成17年=100)
(平成17年=100)
・先 行 指 数
(5) C I データ
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
(平成17年=100)
84.9
86.0
88.8
91.0
111.0
96.0
92.7
66.0
104.0
117.8
82.9
92.7
85.2
92.8
107.9
98.3
92.5
65.7
98.5
124.9
84.0
93.1
91.8
97.5
103.4
94.8
92.1
67.3
98.7
104.7
89.1
82.9
96.1
103.3
102.2
91.8
91.1
71.1
95.1
83.6
87.1
99.7
106.8
96.8
102.8
95.1
72.9
102.2
82.0
93.8
103.4
108.9
97.4
95.6
94.3
78.6
111.5
85.8
86.5
104.3
102.7
99.8
89.3
86.4
83.1
111.1
85.9
87.2
103.4
102.8
101.9
91.7
80.9
91.0
117.1
85.0
90.8
104.1
100.1
105.4
88.4
79.7
92.2
121.8
88.0
96.7
110.5
95.4
98.8
90.4
78.8
92.8
117.5
82.4
92.9
99.8
100.6
100.0
93.6
72.2
99.0
113.0
79.9
93.0
102.8
98.0
106.1
95.1
65.0
103.9
116.0
・一 致 指 数
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
(平成17年=100)
84.1
91.0
93.7
97.1
101.8
105.8
113.7
86.1
97.3
114.3
85.1
94.0
92.5
96.3
103.0
106.7
115.8
82.2
98.4
118.3
82.6
91.4
92.7
96.5
107.0
106.7
114.7
81.1
98.1
106.0
86.4
89.8
95.1
101.8
107.9
109.0
112.2
80.4
97.3
86.0
90.0
95.9
96.9
102.7
108.1
115.6
84.7
102.2
82.2
90.0
94.1
104.9
103.6
109.7
112.4
86.0
103.7
84.9
87.4
97.1
100.6
104.6
108.9
111.4
88.3
107.1
85.7
87.5
94.9
101.0
109.6
110.3
109.1
86.2
107.8
88.0
88.4
96.7
100.3
107.0
110.3
105.1
90.8
105.4
90.9
89.0
102.0
102.8
107.5
110.9
102.2
90.2
106.3
88.6
90.4
97.4
101.8
108.2
113.1
98.5
91.0
107.6
88.1
93.1
97.7
100.0
109.6
113.7
92.6
94.1
109.5
・遅 行 指 数
14
15
16
17
18
19
20
21
(平成17年=100)
59.3
70.9
96.4
110.9
92.5
94.5
98.0
95.9
59.9
71.9
108.2
101.4
93.7
95.5
94.2
83.2
60.2
77.9
107.3
98.1
95.1
98.3
96.3
79.3
64.1
80.1
94.6
90.1
95.5
99.5
103.0
69.1
65.1
78.1
100.6
98.9
100.0
87.8
92.2
69.9
61.9
84.5
102.0
100.9
103.0
88.7
94.5
65.1
64.6
81.8
99.5
95.2
100.0
103.3
104.9
57.3
69.9
79.1
107.5
98.8
97.2
93.1
91.8
65.6
72.7
76.9
98.5
100.2
103.3
100.0
93.5
60.4
69.5
83.3
101.0
98.0
98.8
97.9
100.3
59.2
72.9
85.4
109.0
108.1
94.6
100.7
90.4
65.1
69.1
95.9
96.1
99.3
92.1
94.1
101.5
59.1
-500 -400 -300 -200 -100 100 200 300 400 500
2 D I(ディフュージョン・インデックス)
【先行指数】 3月は、33.3%と2 カ 月連続で50%を下回った。
【一致指数】 3月は、14.3%と16 カ 月ぶりに50%を下回った。
【遅行指数】 3月は、33.3%と3 カ 月ぶりに50%を下回った。
(注)各指数とも50%が景気の拡張期と後退期との境目とされる(−景気動向指数利用の手引き−参照)
(1)概 要
(2) D I の推移
(3) D I の推移
(参考)累積D I の推移(平成5年以降)
85.7
75.0
33.3
85.7
62.5
66.7
57.1
50.0
83.3
71.4
50.0
66.7
71.4
50.0
33.3
42.9
62.5
33.3
57.1
75.0
50.0
42.9
85.7
66.7
33.3
14.3
33.3
42.9
50.0
83.3
57.1
62.5
83.3
85.7
87.5
83.3
▽
100
50
0
−景気動向指数利用の手引き−
(1) 景気動向指数の概要
○景気動向指数は、景気の勢いや方向性を知るために、景気の動きを敏感に反映する経済指標を組み合
わせて作成された総合的な経済指標です。景気の勢いを示すCI(コンポジット・インデックス)と、
景気の方向性を示すDI(ディフュージョン・インデックス)の2種類の指数があります。両者の動き
を総合して景気の現状把握や将来予測等を行います。
○CI、DIとも、景気に先行して動く先行指数、ほぼ一致して動く一致指数、遅れて動く遅行指数の
3種類の指数を作成します。一致指数は景気の現状把握に利用します。先行指数は景気の動きを予測
するために利用します。遅行指数は景気の転換点や局面の確認に利用します。
(2) C I (コンポジット・インデックス Composite Index)の概要
○CIは複数の経済指標の前月と比べた変化量を合成したものです。たとえば、いわき市のCIでは、
大型小売店等販売額等8つの経済指標の変化量を合成して一致指数を作成しています(詳しい計算方法
については、内閣府経済社会総合研究所のホームページ
http://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/di/menu_di.htmlをご参照ください)。
○CIの変化の大きさは景気のテンポ(勢い)を示します。 また、景気の拡大期にはCIが上昇傾向を
示し、後退期には下降傾向を示します。ただし、CIは上昇・下降を繰り返しながら変化するため、
景気局面の判断はDIを含めた総合的な指標によって判断します。
(3) D I (ディフュージョン・インデックス Diffusion Index)の概要
○DIは、複数の経済指標の変化方向を合成したものです。採用指標の各月の値を3ヶ月前の値と比較
して、改善した指標の割合がDIとなります。 たとえば、いわき市の一致指数では8つの指標を採
用していますので、そのうち6つが改善したならば6÷8=0.75(DI=75%)と計算します。
○一般に、50%を上回っているときが景気の拡張局面、50%を下回っているときが後退局面、50%を
上から下に切るときが景気の山、50%を下から上に切るときが景気の谷とされています。
(4) 景気基準日付
景気の山・谷(拡張局面と後退局面との転換点)を景気基準日付と呼びます。この景気基準日付は、D
Iの動きのほか、他の主要経済指標の動きなども総合的に勘案して設定されますが、国では以下のよう
に定めています。
代表的な耐久消費財である自動車の販売動向を示し、
いわき市における消費動向が反映されている。
住宅への投資動向を表す。住宅投資の増加は建設資材
需要や家具の買替え需要などの波及効果をもたらす。
住宅を含む建設投資動向が反映される。家計の動向の
みならず、企業等の景気見通しに影響される。
鉱工業在庫指数/出荷指数により算出。景気回復局面
に低下、悪化局面に上昇する。
負債総額1,000万円以上の倒産件数。景気後退期には
倒産件数が増加し、景気拡大期には減少するという逆
サイクルで推移する。
月間新規求人数/月間新規求職者数で算出。労働需給
の変化が敏感に反映され、特に景気の山の判定に活用
される。
企業経営者の景況感を指標化したもの。増加 (好転) 企
業割合−減少 (悪化) 企業割合により算出。企業の生産
・投資活動との関連性が高い。 0が横ばい (もしくは景
気の転換点) の水準。
契約が500kW以上の電力の使用量。主として製造業
の生産活動の状況が反映される。
鉱工業部門の生産数量を指数化したもの。県のデータ
をいわき市の産業構造を基に加工した市独自の指数。
鉱工業部門の出荷数量を指数化したもの。県のデータ
をいわき市の産業構造を基に加工した市独自の指数。
小名浜港を通関して輸入された貨物の金額。工業用原
材料が多くを占める。
いわき市内インターにおける車両の出入通行量。
月間有効求人数/月間有効求職者数で算出され、労働
需給が反映される。
鉱工業部門の在庫数量を指数化したもの。県のデータ
をいわき市の産業構造を基に加工した市独自の指数。
企業の所得変動を税収面から捉えた指標であり、過去
1年間の経済活動の状況が反映される。
中小企業等が金融機関から融資を受けようとする際に、
信用保証協会が債務保証を行う制度。
失業給付を受けている有効失業者数であり、景気に遅
行し逆サイクルで動く。
手形の交換高には、企業の取引活動の活発さが反映さ
れる。
いわき湯本をはじめとする市内の温泉利用者数。観光
客数の動向が反映されている。
注)季:X12Aによる季節調整値、前:原数値前年同月比(倒産件数は3ヶ月移動平均値の前年同期比)、※:四半期原数値
船によって輸入・移入され小名浜港で船卸しされる貨
物、または小名浜港で船積みされ船によって輸出・移
出される貨物の重量。
いわき市内の主要な大型小売店舗の販売額であり、本
調査のため、いわき市独自で調査したデータ。
いわき自動車検査登録
事務所、全国軽自動車
協会連合会いわき支所
福島県土木部
いわき市建築指導
課
福島県企画調整部
東京商工リサーチ
ハローワーク平
福島県産業振興セ
ンター
いわき未来づくり
センター
東北電力いわき営
業所
福島県企画調整部
福島県企画調整部
福島県小名浜港湾
建設事務所
横浜税関
株式会社ネクスコ・トール
東北いわき事業部
ハローワーク平
ハローワーク平
福島県企画調整部
いわき市市民税課
福島県信用保証協
会
いわき手形交換所
いわき市市民税課
【参考】国・県の動き
1 経済・景気の動向
2 景気動向指数 (CI )
(1)国の動向
(2)県の動向
(1)国の動向
(2)県の動向
(我が国経済の基調判断)
景気は、東日本大震災の影響により、このところ弱い動きとなっている。また、失業率
が高水準にあるなど依然として厳しい状況にある。
・生産は、東日本大震災の影響により、このところ生産活動が低下している。輸出は、
東日本大震災の影響により、このところ減少している。
・企業収益は、東日本大震災の影響により、下押しされている。設備投資は、東日本大
震災の影響により、このところ弱い動きがみられる。
・企業の業況判断は、慎重さがみられる。
・雇用情勢は、依然として厳しいものの、持ち直しの動きがみられる。ただし、東日本
大震災の影響により、一部に弱い動きもみられる。
・個人消費は、東日本大震災の影響により、このところ弱い動きがみられる。
・物価の動向を総合してみると、緩やかなデフレ状況にある。
先行きについては、当面は東日本大震災の影響から弱い動きが続くと見込まれる。その
後、生産活動が回復していくのに伴い、海外経済の改善や各種の政策効果などを背景に、
景気が持ち直していくことが期待されるが、電力供給の制約やサプライチェーン立て直し
の遅れ、原子力災害及び原油価格上昇の影響等により、景気が下振れするリスクが存在す
る。また、デフレの影響や、雇用情勢の悪化懸念が依然残っていることにも注意が必要で
ある。 (内閣府「月例経済報告」平成23年5月公表分)
県内の景気は、厳しいながらも持ち直しの動きが続いていたが、東日本大震災の影響に
より生産活動が大きく落ち込むなど、大幅に悪化している。
・個人消費…弱い状態で推移してきたが、震災以降は大幅に減少している。
・建設需要…民間需要は低調に推移している。公共工事は前年を下回って推移している。
・生産活動…緩やかに回復に向けた動きが続いていたが、震災以降は極めて大幅に減少
している。
・雇用・労働…緩やかな改善の動きが続いていたが、震災により悪化が懸念される状況
にある。
・物価…企業物価指数はわずかに上昇している。消費者物価指数(CPI)は前年を下回っ
ている。
・企業・金融…企業倒産は震災により増加が懸念される状況にある。金融預金残高は前
年を上回り、貸出残高は前年を下回っている。
(福島県「最近の県経済動向」平成23年5月公表分)
3月のCI (速報値・平成17年=100)は先行指数:99.5、一致指数:103.6、遅行指数
88.8となった。
先行指数は、前月と比較して4.5ポイント下降し、5
カ月ぶりの下降となった。3
カ月後
方移動平均は0.20ポイント下降し、5
カ月ぶりの下降、7
カ月後方移動平均は0.09ポイント
上昇し、4
カ月連続の上昇となった。
一致指数は、前月と比較して3.2ポイント下降し、5
カ月ぶりの下降となった。3カ月後
方移動平均は0.07ポイント下降し、5カ月ぶりの下降、7
カ月後方移動平均は0.13ポイン
ト上昇し、20
カ月連続の上昇となった。
遅行指数は、前月と比較して1.7ポイント下降し、2
カ月ぶりの下降となった。3
カ月後
方移動平均は保合いとなり、7
カ月後方移動平均は0.16ポイント上昇し、15
カ月連続の上
昇となった。 (内閣府経済社会総合研究所「景気動向指数」平成23年5月公表分)
1 概 括
3月の景気動向指数(CI:コンポジット・インデックス、H17年=100)は、先行指数95.3
ポイント、一致指数91.3ポイント、遅行指数94.3ポイントとなった。
先行指数は、前月(109.5ポイント)を14.2ポイント下回り、2
カ月連続で下降した。
一致指数は、前月(102.5ポイント)を11.2ポイント下回り、5
カ月ぶりに下降に転じた。
遅行指数は、前月(100.3ポイント)を6.0ポイント下回り、2
カ月連続で下降した。
2 一致系列の動向
寄与度をみると、出荷指数(鉱工業)は2
カ月連続のマイナスとなった。また、有効求
人倍率、生産指数(鉱工業)、大口電力使用量、大型小売店販売額(既存店)、建築着工
床面積(鉱工業)はプラスからマイナスに転じた。一方、雇用保険受給者実人員は6
カ月
連続のプラスとなり、手形交換金額(1枚当たり)はマイナスからプラスに転じた。内訳
でみると、大口電力使用量がマイナス2.42ポイント、建築着工床面積(鉱工業)はマイナ
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